肩こり
2024年09月18日

つらい首こりの解消法とは?症状や考えられる原因もあわせて解説

首こりとは、首を支えている筋肉がこって固まってしまった状態のことをいいます。軽度のうちは首や肩が痛くなる程度ですが、重度になると各神経や血管などにも影響をおよぼす恐れがあるため、注意が必要です。こうした事態にならないために、早い段階で解消していくことが重要といえるでしょう。

そこで今回は、首こりの症状や原因、解消法などについて解説します。

首こりの症状とは

首こりの症状は、冒頭でも述べたとおり軽度であれば、首や肩の痛みという典型的なこりの症状であることが一般的です。

ただし悪化すると、筋肉が神経を圧迫し、頭痛やめまいなどの症状を併発することがあります。さらに自律神経にも影響がおよび、吐き気やドライアイ、胃腸などの不調といったさまざまな症状が出現します。最悪の場合、うつ病やパニック障害などの精神疾患にもつながる可能性があるため、注意が必要です。

そのため、早い段階で原因を特定し、解消していくことが重要なのです。

首こりの原因として考えられる6つのこと

ここでは、首こりの代表的な原因について解説します。

長時間にわたって同じ姿勢でいる

近年多く見られるのが、こちらの原因です。デスクワークなどによって長時間同じ姿勢で過ごしていると、首に疲労物質がたまり、凝り固まっていきます。スマートフォンや読書などでも、同じ症状が出る可能性があります。

また、デスクワークの場合、首を前に出すような状態が続く傾向にあり、頸椎がまっすぐ伸びてしまう「ストレートネック」にもなりやすくなります。ストレートネックになると、首に負担が強くかかります。

眼精疲労

現代人は、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、画面を見る時間が増えました。結果的に目を酷使することになり、目だけではなく、全身にも疲労を感じる「眼精疲労」の状態になっているため、注意が必要です。

眼精疲労は目以外にも、肩や首に症状が出やすい傾向にあります。そのため、定期的に目を休めるといった対策が求められます。

運動不足による血行不良

日常的に運動をおこなう習慣がなければ、筋肉を使う機会がなく、筋肉における緊張や疲労がこりとして現れやすくなります。

また、運動不足は血行不良にも影響しており、首こりが悪化する要因となっています。運動しなければ筋肉が落ちていき、首こりになりやすくなるといえるでしょう。実際に、運動量が多い人は血行不良になりにくく、首こりなどにもなりにくいことがわかっています。

ストレス

ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、首こりになるリスクが上がります。自律神経は筋肉の緊張や疲労などとも密接に関わっており、ストレス状態が継続すれば、血行不良になり、首こりの原因になるのです。

慢性的なストレス状態にならないよう、日頃からストレス解消を心がける必要があります。

自律神経の乱れ

自律神経は、ストレス以外でも乱れます。代表的な例だと、睡眠不足や寒暖差などが挙げられます。身体に不要な力が加わることで筋肉が緊張状態になり、首こりの原因となるのです。自律神経のバランスを整えるために、健康的な生活を送る必要があります。

遺伝

遺伝的に頭が大きい人や首が長い人は、首こりを引き起こしやすくなります。遺伝といってしまえば元も子もありませんが、事前にわかっていれば、注意して生活できるでしょう。

つらい首こりの解消法

ここでは首こりの解消法について、代表的なものを3つ挙げて紹介します。

運動をする

運動不足を解消することは、首こりに効果的です。筋肉をつけることもでき、血行不良も予防できます。筋トレやランニングなど負荷のある運動でなくても、散歩やウォーキング、階段上りなどでも十分な運動になります。できることからやってみましょう。

目を休める

パソコンやスマートフォンなしで生きていくことは、多くの方は難しいでしょう。そのため、定期的に休む機会を設けることをオススメします。

定期的に画面から目を外したり、自宅ではなるべくスマートフォンを見ないようにしたりといった対策が考えられます。

ストレッチやマッサージをする

ストレッチやマッサージなどで筋肉の緊張を解いてあげることも、効果的でしょう。簡単なものでもいいので、継続していくことが重要です。

まとめ

首こりは、一般的なこりの症状以外にも、頭痛などの神経症状、うつ病やパニック障害などの精神疾患など、悪化すれば危険な状態になりかねません。

原因を早めに特定し、運動やストレッチなどで疲労を解消していくことが重要です。一人での対処が難しい場合は、掛川整体「けんこう堂」にお任せください。経験豊富なスタッフが、首こりはもちろん、身体全身を考えた施術をご提供します。ぜひご検討ください。