頭痛
2024年09月29日

頭痛のメカニズム・原因とは?つらい症状を和らげる方法もご紹介

気圧の変動やアルコールの飲みすぎなどによって引き起こされる頭痛ですが、これら以外にもさまざまな原因があります。

一過性のものであれば心配ありませんが、痛みが継続したり、定期的に訪れるような痛みであったりする場合、何かしらの病気の可能性もあるため、注意が必要です。

そこで今回は、頭痛において痛みが発生するメカニズムをご紹介し、さらに原因と対処法を解説します。

頭痛のメカニズム

誰もが一度は経験したことのある頭痛ですが、頭痛と一口にいっても、原因はさまざまです。痛む場所や痛み方によって、その原因は多岐にわたります。

ただし、痛みが発生するメカニズムに関しては、ある一定の規則性があります。端的にいえば、末梢で刺激を受けて発した痛みに関する脳の信号が、脊髄からなる神経を通って脳に伝わり、脳の中枢で受け取られることによって痛みが発生すると考えられています。

つまり、さまざまな要因で発生する頭痛ですが、最終的な痛みのメカニズムは限られるということです。次項では、具体的な痛みの原因となる事柄をご紹介します。

頭痛の種類と原因

頭痛の原因はさまざまですが、本記事では代表的なものを解説します。頭痛は危険な病気が隠れている可能性もあるため、まずは病院を受診することが重要です。

片頭痛

頭痛の原因として多く挙げられるのが、片頭痛です。主にストレスや寝不足、気圧変化、女性ホルモンの乱れ、飲酒などによって引き起こされ、頭の左右どちらかがズキズキ痛むという特徴があります。

一般的には4時間から72時間程度でおさまることがほとんどですが、吐き気や嘔吐を伴うこともあるため、注意が必要です。あまりにひどくなると、日常生活を送ることも難しくなるため、服薬が必要なこともあります。

緊張型頭痛

緊張性頭痛の主な原因はストレスといわれており、負担が増えると、その症状が強く出やすい傾向にあります。

また、デスクワークやスマートフォンの見すぎなどによって、同じ姿勢が長時間続くことで発生することが多いのも特徴です。とくにコロナ禍に入り、テレワークが続く昨今では、症状を感じる人が多いようです。

個人個人に合わせたストレス解消法を見つけたり、内服薬で解消したりすることが求められます。

病気の可能性もあるため注意が必要

頭痛は軽く見られがちですが、大きな疾病である可能性もあるため、注意しましょう。具体的な病名を挙げると、次のとおりです。

  • くも膜下出血
  • 髄膜炎
  • 緑内障発作
  • 慢性硬膜下血種
  • 巨細胞性動脈炎 
  • うつ病 など

このほかにも多種多様な疾病の症状として、頭痛が挙げられます。とくに、突然発生したものや今までとは異なるもの、吐き気や嘔吐、頭痛を伴うような頭痛の場合、早い段階で病院を受診するようにしましょう。場合によっては、救急車を呼ぶことも考えられます。

つらい頭痛を和らげる方法

ここでは実際に、頭痛を和らげるための方法をご紹介します。

規則正しい生活を送る

まず意識したいのは、規則正しい生活を送ることです。栄養バランスの整った食事や適切な睡眠、適度な運動など、今日からでも意識できることは多いでしょう。

とくに片頭痛の場合、日常生活による問題が直接的に症状にあらわれることが多いため、注意して改善していくことが重要です。

ストレス解消を心がける

ストレス性の頭痛の場合は、ストレスの原因を取り除いたり、ストレスを解消したりしていくことが重要です。

自分の好きなことを存分におこなう時間を設けたり、しっかりとした睡眠をとったりすることが挙げられます。また、どうしても改善しないストレスがある場合、その原因となることをやめてしまうのもひとつの手です。

患部を冷やす

頭痛が発生したら、患部を冷やすようにしましょう。リラックスできると思って入浴などをすると、逆効果となることがあります。温めるよりも冷やすことを意識し、安静にしていることが重要です。

整体院に通うのもおすすめ

整体院に通うという方法もあります。身体の歪みからくる頭痛の可能性もあるため、整体院に行けば、身体の歪みを正したり、身体をほぐしたりなどの対策が可能です。また、身体のプロが全身を含めたチェックをしてくれるので、頭痛以外の痛みにも効果的でしょう。

まとめ

頭痛の原因には、片頭痛や緊張性頭痛などがあり、そのほかにも危険な病気を含むものもあります。まず頭痛を感じたら、病院を受診するようにしましょう。そのうえで、片頭痛や緊張性頭痛といわれた場合は、今回ご紹介したような対処法を試すことがおすすめです。

掛川整体「けんこう堂」では、お客様一人ひとりの悩みに寄り添った施術、日常生活におけるアドバイスをおこなっております。頭痛による不安はもちろん、身体全身におけるさまざまな不安をお気軽にご相談ください。