肩こりを解消する方法とは？原因や自宅でできるセルフケアをご紹介

肩こりを解消したいとお悩みの方は、多い印象です。というのも、日本人は欧米人に比べ、肩こりになりやすいといわれています。頭の大きさの割に、肩や首周りの筋肉が弱いため、5〜6キロあるとされる頭を支えることが難しいのです。

そのため、肩こりをどのように解消していくかが、日本人が健康で快適に生活していくためのひとつの要素となっています。今回は、肩こりの原因を解説するとともに、併発しやすい頭痛や吐き気の原因、解消するための方法について解説します。

肩こりの原因とは

肩こりの原因には、多くの種類があります。ただし、その中でも現代で多い原因として挙げられるのが「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」の4つです。

「同じ姿勢」「眼精疲労」は、近年のデスクワークやスマートフォンの普及が大きな原因といえるでしょう。パソコンやスマートフォンに触れるとき、多くの場合は、首を少し前に突き出す姿勢になります。それと同時に、両肩を前にすぼめるような姿勢にもなりがちです。

このような姿勢を続けることにより、筋肉が疲労を感じ、血流が悪くなることで肩こりを起こしやすくなるのです。

また、パソコンやスマートフォンの画面を見続けることで目の筋肉が緊張し、同時に肩や首にも疲労がおよびます。画面を見続けると自然に瞬きの回数が減り、ドライアイから眼精疲労を引き起こし、姿勢と同様に肩こりの原因となるのです。

定期的に体勢を変えてみたり、目を休ませたりするといった対策が求められます。

運動不足も、肩こりの原因となります。肩こりは筋肉の低下や血行不良と大きく関連しているため、運動をしなければ、その両方を悪化させる原因となりえます。

新鮮な血液を全身に送り込む機能が落ちれば、肩こりになりやすくなることも納得でしょう。解消していくためには、日々の適度な運動が不可欠です。強度の高すぎるトレーニングをおこなうというよりも、散歩やウォーキング、階段登りなど、普段からとり入れられる運動でも、十分に効果は感じられるでしょう。

一方で、ストレスを起因とする肩こりは、自律神経が大きく関係しています。ストレスを感じることで自律神経のバランスが崩れ、血管が収縮することで血行不良となり、肩こりを感じやすくなるのです。

ストレスに対しても、運動は効果的です。気分転換にもなり、血行の改善にもつながります。

肩こりから頭痛や吐き気が起きる原因は、血行不良や自律神経の乱れが影響している可能性が高いといえます。そのほかにも性頭痛や各種疾病である可能性もあるため、肩こりのほかに吐き気や頭痛、めまいなど多くの症状を併発している場合は、早い段階で病院を受診することがおすすめです。

ここでは、肩こりを解消するためのセルフケアを4つご紹介します。それぞれ試してみましょう。

一つ目にご紹介するのは、マッサージです。血行不良による肩こりは、マッサージなどによって筋肉をほぐし、血行をよくしていくことが重要です。血液中の疲労物質や老廃物を流していく効果も期待できるため、期待できる解消方法のひとつといえます。

温熱療法とは、患部に熱を加えて血行を促し、筋肉の緊張を解いてコリをなくす方法のことをいいます。温めることでリラックス効果も期待でき、同時にコリを解消することもできます。

運動に関しても、筋肉や関節などを動かすことによって、ほぐし効果や血行を改善する効果などが期待できます。

前述のとおり、ハードな運動は必要とせず、ウォーキングや散歩など、軽い運動でも十分な効果が得られるでしょう。むしろ強度を上げた運動をすると、肩こりが悪化する可能性もあるため、注意が必要です。

ウォーキングや散歩などよりも即効性のある運動として、首周りの運動が挙げられます。首を回したり首を横に倒したりすることで、全身の運動よりも、より早い段階で効果を感じられるでしょう。

整体で施術を受ければ、マッサージや運動などを自分でやるよりも、より効果を実感しやすくなります。プロが症状をしっかりと診てくれるため、自分に合った解決策を導く手助けをしてくれるでしょう。

肩こりには、姿勢やストレス、眼精疲労など、さまざまな理由が考えられます。肩こりに対する対策として、運動やマッサージなどで血流をよくすることが重要です。

なかなか解消しない、という方は掛川整体「けんこう堂」にお任せください。肩こりはもちろん、そのほか身体の全体を考えた処置をおこなっております。お客様の健康のサポートをさせていただきたいと考えていますので、ぜひご検討ください。